なすのウイスキーブログ

飲んだウイスキーの忘備録

ウイスキー備忘録

いつかの余市蒸留所

はじめに

個人的な忘備録メモです。
随時追加します。

ウイスキー熟成に使われる主な樽

主観含むメモ

  • PXはちょっと苦手な要素を拾うことが多い
    • 少し生野菜っぽい感じ
    • 渋み

樽材

学名 和名・商業名
Quercus alba アメリカンホワイトオーク
Quercus robur ヨーロピアンオーク
Quercus petraea フレンチオーク
Quercus crispula ミズナラ

樽の大きさ

樽の名称 容量 捕捉情報
オクタブ 45~68リットル -
クォーター 110~159リットル -
バレル 180~200リットル バーボン樽が主
ホグスヘッド 250リットル バーボン樽もシェリー樽もある
パンチョン 480~500リットル -
バット 480~500リットル シェリー樽が主
パイプ 410~650リットル ポートワイン樽が主

主観含むメモ

  • 樽の容量が大きいほど影響はゆっくり進む。
    • 1stフィルシェリーホグスヘッドみたいなのは樽の影響を強く感じる。
    • 逆にリフィルシェリーバットみたいなのはおだやか。
    • オクタブは容量が小さいのでフィニッシュに利用されることが多い。
  • Bourbon cask」のような表記の場合はアウトターン(瓶詰本数)からバレルかホグスヘッドかが大体予想できそう。
  • 「ホグスヘッド」のみの表記の場合はほぼバーボン。シェリーの場合は「シェリーホグスヘッド」と記載されることが多い。

シェリー樽関連

singlemalt-whisky.net

ameblo.jp

whiskylabo.com

www.alcademics.com

https://www.whiskynotes.be/sherry-casks-in-the-whisky-industry.pdf

上記より、シーズニングシェリーのその後について引用

「Usually it will be distilled into sherry brandy or used to produce sherry vinegar. 」

主観含むメモ

  • 「酒に影響が出るから輸送もアメリカンオークだった」派と「安価なヨーロピアンオークが利用されていた」派の意見があるようす。
  • シーズニングシェリーのその後については様々な議論があるようです。シェリーブランデーになっていたとしても、それがどれくらい流通しているのかは不明。

瓶内熟成

  • 輿水氏
    • 瓶内熟成はない
    • 封切からの味わいの変化は確かにあるが、ヘッドスペースが多いお酒がよろしい状態とは考えていない
  • 肥土氏
    • 「肩口くらいまで下がってくると味が開く」ということをバーテンダーの方がおっしゃることが多い
    • 何年も瓶の状態で置いておいたとき、「味の変化」はある
      • これを「熟成」と呼ぶかどうかが議論だと思う
      • 「樽熟成」は瓶内では起きない。
      • 樽熟成は「蒸散」「抽出」「会合」「化学変化」の4つの要素。この中の1つか2つかは起きているのではないか。

主観含むメモ

  • 瓶内で味は変化する派
    • それを「熟成」と呼ぶ派
    • それを「熟成」とは呼ばないよ派 ★自分はここ
  • 瓶内で味は変化しない派

外部URL